Wednesday, March 4, 2015

Pentel(ぺんてる)の「マルチ8」&「スーパーマルチ8」

シャープペンにボールペン、色鉛筆に蛍光ペンと、各ジャンルのお気に入りを選ぶのは、とても楽しい行為ではありますが、全てを持ち歩くとなると結構面倒です。
特に色鉛筆など、多色のものはかさばりますね。
「これが全部1本にまとまって、なおかつデザインも格段にイケてたりすると良いのに〜」という欲張りな悩みにお応えするペンが、実は存在するんです。

Pentel / マルチ8 PH802
2,160円(税込)

Pentel(ぺんてる)の『マルチ8』は、1本の中に8種類の芯を内蔵した、ホルダータイプのシャープペンシル。
イラストレーター、設計士、デザイナー、編集者などに向けた超多機能ペンです。

3色ペンや4色ペンはよくありますが、なんと8色鉛筆!
ってこれ、どうやって使うの?

クリップを回して、使いたい色の芯の上にセット。
ノックすると芯が出てきます。

シャープペンのようにカチカチ出てくるのではなく、ストーンと落ちてくるので注意してください。
ノックを放すとペン先の爪で固定されます。
ノックを押しながらペンを上に向けると、また元の位置に格納されます。

スリムなボディに、「赤」、「青」、「緑」、「茶」、「橙」、「黄」、「ジアゾノンコピー(青焼きコピー機に写らないピンク)」、「PPCノンコピー(普通紙コピー機に写らない水色)」の8色の芯が内蔵されています。

このマルチ8には、さらに上位機種が存在します。

Pentel / スーパーマルチ8 PH803
2,700円(税込)

『スーパーマルチ8』は、マルチ8と同じボディに、5色の鉛筆と3色の0.7mmボールペンを搭載した、まさにスーパーな多機能ペンです。

よくある多色ボールペンのように、長い芯が曲がりながら押し出されるのではなく、短い芯が中央に落ちてきて固定されるので、かなり安定感があります。

『スーパーマルチ8』の芯は、「HB鉛筆」、「赤」、「蛍光イエロー」、「蛍光ピンク」、「PPCノンコピー(普通紙コピー機に写らない水色)」の5色の鉛筆芯と、「黒」、「赤」、「青」の3色の0.7mmボールペン芯の計8種類。

国外でも人気の高いマルチ8シリーズ。
こちらはPentel USAにて取り扱い中の海外モデル、『8-Colour Pencil PH158』です。
スケルトンで、プラスチックパーツもポップな配色。
マルチ8よりも「色鉛筆らしさ」が強調されています。

無印良品の『ポリカーボネイト8色鉛筆芯シャープペン』も参考までに(2007〜2010年頃?現在販売終了)。
いわゆるOEM商品ですね。
クリアボディで海外モデルに似ています。

個人的にはスケルトンよりも、マルチ8/スーパーマルチ8のグレーのボディの方が好きです。
デザイン、フォント、配色、すべてパーフェクト!いかにもプロユースな雰囲気がたまりません。
ちょっとジェットエンジンみたいだし。
国内での評価も高く、『スーパーマルチ8』が、1989年にグッドデザイン賞を受賞しています。

標準装備の芯以外にも、パープルや黄緑などなど、ぺんてるからマルチ8専用替芯として全17色が用意されているので、ベストな8色を組み合わせてみるのも楽しいかと思います。

Pentel / マルチ8 PH802
2,160円(税込)

Pentel / スーパーマルチ8 PH803
2,700円(税込)

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